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メディロム、初のメンタルヘルス分野の開発支援、 ウェアラブルデバイスとスマホアプリでケアする「LAFOOL」が誕生 Fitbitと独自スマートフォンアプリケーションでメンタルヘルスに特化したラフール社を開発支援

株式会社メディロム(本社:東京都港区、代表取締役:江口 康二、以下「当社」)は、株式会社ラフール(本社:東京都中央区、代表取締役社長:結城 啓太、以下「ラフール社」)と共同でメンタルヘルスケアコミュニケーションサービスのアプリケーション開発を実施。当社ならびにラフール社がそれぞれ有する専門ノウハウを結集し、企業の働き方改革やメンタルヘルスケアにむけて新しいサービスを提供します。本サービスには、フィットビット・ジャパン合同会社(住所:東京都渋谷区、カントリーゼネラルマネージャー:千川原智康、以下「フィットビット社」)のウェアラブルデバイス「Fitbit」を採用。睡眠をはじめとする生体データを活用した分析よりストレススコア表示やカウンセラー(臨床心理士)によるメンタルヘルスコーチングなど、実践的なストレス対策ケアを行える全く新しいサービスが誕生しました。2018年5月よりサービス提供を開始します。

フィットビットのウェアラブルデバイスは、歩数、心拍数、睡眠、活動内容、食事、カロリー消費量などを計測し、ユーザーが簡単かつ確実に日々の活動や睡眠内容を計測できるよう、数日間持続するバッテリーを搭載しています。心拍数を計測できる機能により、ユーザーは自分の睡眠段階、つまり浅い睡眠、深い睡眠、レム睡眠、中間覚醒の時間を計測することができます。さらにフィットビットのプラットフォームは先進的なソフトウェアとインタラクティブなツールを用いてパーソナライズされた体験、インサイト、およびガイダンスを提供しています。毎日の活動はスマートフォンおよびフィットビットウェブサイトのフィットビットアプリで記録します。フィットビットの公開されているAPIを用いてユーザーの許可を得たうえで、当社はメンタルヘルスケアの新しいサービスを構築し、ラフール社はフィットビットから取得したデータを新開発のアプリに組み込み従業員のストレスレベルを計測することができます。

■開発背景

近年、ストレスチェック制度も施行され、仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者に対するケアに社会的な注目が集まる中、業務による心理的負荷を原因として精神障害を発症し、あるいは自殺したとして労災認定が行われる事案が近年増加し、社会的にも関心を集めています。実際、日本での自殺者総数が2万人を超えているなかで、労働者の自殺者数も 7千人前後で推移しており、重大な問題になる前の早めのケアが企業にとっても重要な課題となっています。

*参考http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000153859.pdf

これらの社会問題を解決するため、ラフール社が既に約2,700社に提供してきたストレスチェックサービス「priskHR(※1)」やカウンセリング指導手法をはじめとするメンタルケア分野の専門的なノウハウ、当社のヘルステック技術力では体質改善プログラムmedites(メディテス)TM(※2)にて培ってきたへルスケアコーチングの設計ノウハウを融合させ、新しいメンタルケアのサポートサービスを開発しました。


■「LAFOOL」アプリケーションについて

LAFOOL は、様々なウェアラブルデバイスの中でもデザイン性が高く、プラットフォームの互換性があり長時間のバッテリー寿命や健康やウェルネスに関わる機能が充実している Fitbit端末を採用。今回提供を開始する初回バージョンは、Fitbitにて取得される睡眠データをモニタリング分析し、睡眠深度、中間覚醒頻度などを総合的に解析することで、個人のメンタルスコアが表示され、毎日の身体の健康状態を確認することが可能です。解析結果をもとに、利用者の方がより快活に生活ができるように睡眠データからカウンセラー(臨床心理士)による毎日の個別メンタルヘルスコミュニケーションサービスも提供。管理システムからは、カウンセラーが利用者にあわせた個別メッセージを送付することで、毎日のセルフケアに役立てて頂けます。さらに今後は解析を進めながら心拍などの様々な生体ログデータを含めたモニタリング解析を検討しています。

※アプリ画面イメージ
<アプリ機能概要>

・ Fitbit端末と連携し、睡眠状態を取得(Fitbitアカウントの取得・登録が必要)

・ 浅い睡眠、深い睡眠、レム睡眠、中間覚醒の時間からメンタルスコアを算出

・ 利用者の方がより快活に生活ができるように、カウンセラー(臨床心理士)のよる毎日の個別メンタルヘルスコミュニケーションサービスも提供

・ 企業の働き方改革や労働者のメンタルヘルスケア対策に


■フィットビット・インク (NYSE: FIT) について

フィットビットは、グローバルウェアラブルブランドのリーディングカンパニーとして、日々の健康とフィットネスを管理し、モチベーションを上げる製品や体験を提供しています。幅広い種類の製品を通じてデータ、インスピレーション、およびガイダンスを提供し、人々がより健康でアクティブな生活を実現できるようサポートしています。フィットビットのプラットフォームは、コネクテッドヘルスおよびフィットネスデバイスとソフトウェアおよびサービスが組み合わさったものであり、オンラインダッシュボードやモバイルアプリケーション、データ分析、ソーシャルおよびモチベーションツール、パーソナライズ化された体験、カスタマイズされたフィットネスプランを通じたバーチャルコーチング、そしてインタラクティブワークアウトなどがあります。このプラットフォームは、よりよい睡眠や食事、体重の管理も含めた人々のよりアクティブで、より活動的な生活の実現をサポートします。


※1 priskHR(プリスクエイチアール)とは
自社開発したストレスチェックシステム「priskHR」は、平成27年12月より義務化されたストレスチェックを一括代行することに加え、そのデータをもとに企業にとって重要な人材の離職率を予測するシステムです。従業員の出退勤など労働時間や残業時間など、企業の勤怠管理データと連動が可能で、個人ごとや部署ごとの勤怠データに基づいて、問題となっている要因を明確化し、労働環境の把握と改善ができます。

衛生委員会のフォローから実施者・面接者サポート、集団分析、労働基準監督署の報告書の作成のフォローと、入口〜出口までフルサポートが可能です。


※2 体質改善プログラム「メディテス」とは
メディロムが医師とともに独自開発した生活習慣改善支援プログラムです。病院外での生活モニタリングによる治療支援システムとしてご活用いただく他、現在では企業様の健康経営を目的とした健康経営に向けた意識改革や福利厚生サービスとしての導入実績も増えています。

利用者は、スマートフォンアプリケーションとウェアラブル活動量計を連携し、日常生活をモニタリング管理します。さらに、院内スタッフや当社専属アドバイザーが毎日の生活管理をチャットにてフォローし、行動変容へと導くことで、体質改善と健康増進をサポートするシステムです。日常的なコミュニケーションにより、個人では改善が難しいとされる生活習慣を健康的な習慣へ整えていきます。


■ 株式会社ラフールについて
ラフール社は、メンタルヘルスに特化したAIテック事業のラフールはオープンなメンタルヘルスAI解析プラットフォームを構築し、離職リスクや労務リスクを未然に防ぎ、ベストな対策を提示することにより、個人や組織の生産性をUPし、働く人すべてが笑顔で自分らしく働くことのできる世の中を目指しています。


社名         :株式会社ラフール

所在地      :〒103-0025東京都中央区日本橋茅場町2-9-5 日進ビル7 F

代表者      :代表取締役社長 結城 啓太

設立         :2011年11月30日

事業内容   :メンタルヘルステック事業・メンタルヘルスによる企業変革コンサルティング

企業サイト :http://www.lafool.co.jp

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